こんにちは、古神道研究家のヒデです。
今回は日本だけでなく世界のパワースポットを紹介します。
多くのキュレーションサイトで取り上げられていますが、
取り上げられている回数の多い、つまりパワーがありそうな場所を
ピックアップしました。
画像はいずれも「写真AC」からアップロードしたものです。
御礼申し上げます。
この記事の目次
1.セドナ
まずは米国中西部、アリゾナ州にある「セドナ」です。
ラスベガスから北東陸路5時間に位置します。
米国最強のパワースポットとして有名です。
世界でも最大級のパワースポットです。
ネイティブアメリカンが聖地としてあがめてきた場所で、
世界中からパワーを得ようと多くの人が訪れます。
地球のエネルギーが集まって渦巻くボルテックス(渦という意味です)と言われます。
有名なボルテックスをいくつかあげます。
●エアポートメサ
ディズニーの大人気アトラクション「ビッグサンダーマウンテン」の
モデルになったと言われます。
男性的なエネルギーが強いと言われます。
比較的登りやすく、頂上が平らなので、セドナの町を一望できます。
朝日や夕日を眺めながら瞑想にふける人も多いようです。
●ポイントンキャニオン
7つの渓谷からなり、ボルテックスの中でも最強とされます。
かつてここに住んでいたネイティブアメリカンが、
「最も神聖なボルテックス」と崇めていました。
女神の岩「カチーナ・ウーマン」と男性的な岩「ノエル」が向かい合い、
その間で瞑想することで、バランスと調和をもたらすと言われています。
●レッドロッククロッシング
赤い山の間を流れるオーククリーク(小川)は、
「水の要請が済んでいる」と言われるパワースポットです。
インスピレーションや感性が研ぎ澄まされると言われ、
アーティストが多く訪れるそうです。
2.ストーンヘンジ
英国ソールズベリー近郊にある巨大環状列石「ストーンヘンジ」は、
紀元前2500~2000年ごろにできたと言われるストーンサークルです。
エジプトにピラミッドが建造されたころと同じ時期です。
英国の首都ロンドンから2時間ほどとアクセスのしやすさから、人気が高いです。
どうやって作ったか・何のために作ったか、いまだ謎です。
ケルト民族の祭祀場であったという説や、
夏至の日に中央部の「ヒールストーン」と日の出の方向が重なることから
天文台だったという説など様々。
UFOの発着場所という説まであります。
長い時を経て崩落した石も多く、建造当時の状態を見ることはできません。
最近の研究では、大きく3回に分けて建造されたようです。
3.グラストンベリー
英国最大のパワースポットと言われます。
イングランド南西部、小高い丘「グラストンベリー・トー」の上には、
「聖ミカエルの塔」があり、神秘的な雰囲気があります。
イングランドには古代遺跡をつなぐ「セイント・マイケルズ・レイライン」があります。
古い教会や丘(墳墓のような人工的に作られたと思われる)が一直線に並んでいます。
このライン上にある「グラストンベリー・トー」は、異界への入り口とされています。
アーサー王伝説も数多くあり、スピリチュアルなパワーに浸ってはいかがでしょうか。
4.ウユニ塩湖
南米ボリビアにあります。
アンデスの高原地帯に広がる塩の大地です。
富士山とほぼ同じ標高3700mの山間部に、
岐阜県と同じ広さの塩の大地が広がっています。
南北100km×東西250kmの面積11000km2です。
太古の昔、アンデス山脈が隆起した時に、
ここに多量の塩水が残されたため、広大な塩の大地・塩湖が形成されました。
塩湖全体の高低差がわずか50cm以内という世界で最も平らな土地で、
降った雨が外に流れ出ることなく大地に薄く水の幕を張ることで、
空を湖面に映し出す「天空の鏡」という美しい光景を作り出します。
この光景が見られるのは、雨季にあたる11月~3月にかけてです。
4月~10月にかけての乾季には水が干上がり、
一面真っ白な結晶の大地へと変化します。
雨季景色を思わせる光景は、鏡のコメントは異なった美しさを見せてくれます。
5.マチュピチュ
南米ペルーのアンデス山脈にある、古代インカ帝国の遺跡とされます。
標高2400m、山すそからは確認できないことから「空中都市」と呼ばれます。
「マチュピチュ」を作った目的はわかっていません。
インカの人が秘密の祭祀を行った、暦を作るための太陽観測を行っていた、
等と言われています。
1911年にハイラム・ビンガムに発見されるまで、何百年も廃墟でした。
奥の山が「ワイナピチュ」、「マチュピチュ」を見守るようにそびえたっています。
6.エアーズロック(ウルル)
オーストラリアのほぼ中央部にあることから「地球のへそ」と呼ばれる
世界最大級の一枚岩です。
先住民アボリジニから「ウルル」と呼ばれ聖地としてあがめられています。
太陽の光の当たり具合で岩の色がさまざまに変化します。
特に日の出(朝日)と日没(夕日)の景色が美しいと評判。
真っ赤に染まった光景は圧巻だそうです。
「エアーズロック」近郊にある巨岩「カタジュタ」。
アボリジニの聖地で「たくさんの頭」の意味です。
36の奇岩はすべて地下でつながっている一枚岩だそうです。
7.マウナラニ
ハワイ島にあり、古代ハワイ王族が英気を養ったとされる土地です。
ハワイ語で「天国に手が届く丘」という意味で、世界三大スポットの一つです。
●フィッシュポンド(養魚池)
「マウナラニ」の中でも特にエネルギーが強いとされる場所です。
王族に献上したり、儀式で使う魚を育てたこの池は、
周囲の大地からマナ(神聖な力、精霊)が集まってくるパワースポットです。
8.ホワイトサンズ
砂の白さは、「アラバスター」という雪花石膏です。
石膏は水溶性ですが、周辺には川がないため、
流れださずこの地にとどまったものが結晶化したのです。
9.九寨溝・黄龍(きゅうさいこう・こうりゅう)
中国・四川省のコバルトブルーの湖沼群です。
石灰岩層からなる地形が長年の浸食で渓谷となり、
石灰成分を含む水が流れて棚田のような段丘や滝が形成されました。
湖沼底に沈殿する石灰が太陽光を反射することで、空の色を鮮やかに映しだします。
水の色は場所や時間によっても変化し、
コバルトブルーのほか白や青、黒く見えることもあるそう。
地面が黄色に輝いて見えるのも、石灰成分が関係しており、
棚田を形成してそこをコバルトブルーの水が流れるさまから、
天に昇る黄色い龍にたとえられたそうです。
10.テオティワカン
メキシコの首都メキシコシティから1時間ほどの場所にあります。
一時は人口20万人に達したと言われていますが
滅亡後何世紀もの間人々の記憶から忘れ去られていました。
●月のピラミッド
高さ45mで、南北4㎞の死者の大通りの北端部に位置します。
階段でピラミッドを上っていくと、
「太陽のピラミッド」や宮殿跡など、ティオティワカン遺跡を一望。
重要な儀式のほとんどが行われたと言われます。
●太陽のピラミッド
「死者の大通り」の東側にあり、高さ65m。
内部の古い神殿を覆うように作られており、階段で頂上まで登れます。
夏至の日にピラミッドの正面で太陽が沈むように設計されており、
高度な文明だったことがわかります。
11.ルルドの泉
フランスのルルドの泉は、これまで多くの人の病をいやしてきたといいます。
その始まりは1858年。
ピレネー山ろくで育った14歳のベルナデットという少女は、
ある日から聖母マリアの姿を目にするようになりました。
そのお告げに従って洞窟の前に穴を掘ると水が湧きだし、
今日のルルドの泉になったのです。
カトリックの巡礼地であるここには、年間500万人もの人々が訪れます。
12.ペトラ遺跡
中東・ヨルダンにある「ペトラ遺跡」は、
映画『インディー・ジョーンズ』のロケ地として知られます。
2000年以上前にナバテア人によって作られました。
岩壁を削った建造物には、見事な装飾が施されています。
「シーク」という両側が壁の道を1㎞ほど通って、ペトラ遺跡に入ります。
視界が開けた先に見えるのは、壮大な宝物殿です。
シルクロードによって繁栄した幻の都は、冒険心をくすぐることでしょう。
13.ハートリーフ
世界最大のサンゴ礁「グレートバリア・リーフ」内、
オーストラリアのハミルトン島の沿岸に「ハートリーフ」はあります。
カップルで見ると幸せが訪れるといわれます。
小型機やヘリコプターで上空から鑑賞するので、
かわいらしいハート型を目にすることができます。
14.シャスタ山
15.トンガリロ国立公園
ニュージーランドで最も古い公園で、
ナウルホエ、ルアペフ、トンガリロという3つの火山が作り出した景観が広がります。
乾燥した山肌に輝くエメラルドブルーの火口はとても美しいです。
マオリ族の聖地であり、火山活動の大地のパワーを受け取れます。
16.イースター島
モアイ像で有名なチリの「イースター島」は太平洋の孤島です。
1時間ほどで1周できる小さな島の中には、
900体ものモアイ像があるそうです。
作られた目的や方法などは今も謎のまま。
イースター島一のパワースポットとされるのが、
直径80㎝ほどの「アフ・テピト・クラ」という丸石がある場所です。
石の周囲には磁力が働いて、コンパスが効かなくなるといいます。
17.ヴィクトリアの滝
アフリカのザンビアとジンバブエの国境にある滝で、
世界三大瀑布に数えられます。
水量が豊富で、最大落差100mを超えて約1.7㎞にわたって続きます。
18.エルサレム
ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の聖地で、世界最古の都市のひとつです。
かつてあったエルサレム神殿は破壊され、その一部が「嘆きの壁」として
ユダヤ教徒に崇められています。
金色の建造物は「岩のドーム」で、
イスラム教の預言者ムハンマド(マホメット)が
一夜にして昇天したという場所に建てられています。
19.モンサンミシェル
フランス西海岸のサン・マロ湾に浮かぶ島に建てられた修道院です。
もともと先住民族のケルト人に聖地とされたところで、
708年にこの地方のキリスト教司教に大天使ミカエルが「聖堂を建てよ」とお告げをして
礼拝堂が建てられたのが起源です。
今は橋がかけられていますが、かつては干潮の時だけ島に渡る道が現れました。
満潮の時も橋は水浸しになります。
「海のピラミッド」と呼ばれる絶景です。
20.ピラミッド
ピラミッドはエジプトの王墓とされてきましたが、
近年ではそうではないとも言われています。
何のために作られたのか・どうやって作られたのかが謎に包まれています。
ピラミッドパワーと呼ばれますが、
ピラミッドの形の内部では、
物が腐敗しにくい、精神集中できる、瞑想すると悟りに至りやすい、
等の効果があると言われています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。