パワースポットを並べてみると…規則性が

こんにちは、古神道家のヒデです。

この記事の目次




1.レイラインとは

パワースポット・神社の場所を

地図上にプロットする(書き込む)と、

並んでいます。

これをレイラインと言います。

レイラインとは、ley-line、光の線という意味です。

今から100年前のイギリスで、考古学が趣味の

アルフレッド・ワトキンスという商人がいました。

古代遺跡や古い教会、ピラミッドのような丘、塚…

地図で調べていたところ一直線に並んでいることに気づきました。

これをレイラインと名付けたのです。

実は日本にも同じようなレイラインがあります。

それを紹介します。

なお地図はGoogleマップをもとに

私小林英雄がパワースポットや線を書き込みました。




2.東西の太陽のライン

春分の日・秋分の日、太陽の通り道上に

有名なパワースポットが並んでいます。

太陽の動きを見て春分の日・秋分の日を判断し、

神社や寺を配置した昔の人の能力は素晴らしいです。




3.中央構造線

日本最大の断層が、中央構造線です。

下の地図のように

九州から関東まで1000キロ以上あります。

赤い線が中央構造線ですが、この線上に

有名なパワースポット・神社・寺があります。

地殻のパワーが満ち溢れている場所です。

四国には八十八か所霊場、通称お遍路道もあります。




4.関西のレイライン

下図のようにパワースポットが規則正しく並んでいます。

五芒星・ペンタゴンは、パワーのあるシンボルとして有名です。

「セーマン」とも言います。

安倍晴明・晴明神社の社紋としても使われています。

内部の五角形の底辺に藤原京、中央に平城京、頂点に平安京と、

古代の人々は形に力があるとして配置したのでしょう。

熊野から天河・吉野、飛鳥、奈良、京都、鞍馬、若狭と南北につながっている…

方位・位置を知る力に驚きです。




5.関東のレイライン

次は関東地方です。

①江戸・東京の東西

江戸・東京は、

日本最大最強の霊峰、富士山と

東国の要、鹿島神宮・香取神宮を

結ぶライン上にあります。

古代に「神宮」を名乗ることができたのは、

伊勢神宮・鹿島神宮・香取神宮だけ。

鹿島神宮・香取神宮は

それだけ重要なパワースポットです。

この両神宮と富士山からパワーが来る場所が

江戸・東京なのです。

②江戸・東京の南北のライン

南北と言っても、真北より西に15度ほど傾いています。

これは地殻変動で日本列島が押し曲げられ

氣の流れも変わっているからです。

北にあたる日光には、

男体山・女峰山・太郎山と3つの山がありますが、

これらより標高が高く、

祖山(おおもと・より大きな氣を出す山)である

日光白根山を起点にします。

南には房総半島の鹿野山(かのうざん)、修験道の聖地です。

千葉県で2番目に高い山です。

その南には千葉県最高峰の愛宕山、嶺岡愛宕山とも言います。

このライン上には大宮氷川神社もあります。

③大宮氷川神社

富士山と筑波山を結ぶライン上にあり、それぞれのパワーが流れてきます。

両山にはこんな言い伝えがあります。

ある神が泊めてもらいたいと富士山の神に頼みに行ったところ、

富士山の神は「物忌で泊めてあげることはできない」と断りました。

仕方なく筑波山の神に頼みに行くと

筑波山の神は「物忌で十分なおもてなしはできないが、泊めてあげましょう」と。

喜んだ神は、筑波山は緑・草花豊かで人が集まる山にしました。

富士山に対しては、岩石だらけ雪多くて荒れ地で人が集まらない山にしました。

…という言い伝えです。

今も筑波山は関東平野の名山で、緑豊かで生き物が多く、

人が集まる縁結びの神です。

ロープウェーやケーブルカーが整備され、登りやすいです。

富士山は緑がほとんどなく、高山病や滑落など遭難しやすい山です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。




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