こんにちは、古神道と風水の研究家ヒデです。
この記事の目次
1.幸せはお金・物ではない
私たちは「幸せ」を求めますが、幸せって何でしょう?
多くの人がいうことは、
●お金がたくさんある
●立派な家に住む
●好きな仕事をする
●親しい友達がいる
●家族がいる
●休暇には世界中に旅行に行ける
●おいしい料理を食べる
などでしょう。
しかしこれらは根源的なことでしょうか?
お金持ち・豪邸に住んでいても、夫婦仲がよくなかったり、
子供が問題起こしたりで、
つまらなそう表情で、幸せを感じていなそうな人はたくさんいます。
友達がたくさんいても、気を使ってばかり・付き合いが大変、
という人もいます。
おいしい豪華な料理ばかりでも幸せでしょうか?
普段からおいしい料理ばかりを食べていて、
会食した友人たちはみんな「おいしい!」と絶賛していたのに、
自分だけは「どこがおいしんだ…」と悶々としていたと聞きました。
お金や家などは幸せの象徴にすぎないのです。
実体のあるお金や物を求めること・手に入れることで、
幸せを感じているのです。
お金などは幸せの手助けツールにすぎません。
だからお金などあっても、幸せになると限らないのです。
2.幸せの感情のエッセンス
お金などを得て幸せを感じる、ではその中身を見ると、
●喜び
●感動
●充実
●感謝
を感じていることがわかります。
これらの感情を味わうから幸せを感じるのです。
四つあることから、四合わせともいいます。
つまり幸せとは「目で見える世界の産物」ではなくて、
「目に見えない世界の産物」「心の産物」なのです。
お金や物や状況など「目に見える世界」「外的要因」が
幸せのエッセンスでないとしたら、
幸せを味わうにはどうすればよいのでしょう?
逆説的ですが、先に自分から幸せを味わうのです。
●喜び
お金が少なくて嘆くのではなく、
「もっと少ない人もいるんだから、これだけでもありがたい」
と気持ちを切り替えて喜ぶのです。
●感動
「まずい料理だな」と不愉快になるのではなく、
「腹が減ってればなんでもうまい」でもいいですし、
「修行中のシェフかな、がんばれ~」でも
「この焦げ具合がたまらない!」でもいいです。
●充実
「つまらない仕事だなあ」といやいやながら行いません。
「効率よく前回より速く仕上げよう」と
攻めの姿勢・積極的に行うことで、充実感を味わうことができます。
●感謝
うまくいかなくても、
「このやり方ではうまくいかないことが分かってよかった」
「このやり方を習得できた」
などと思いを抱きます。
幸せのエッセンスである喜びは、
何センチとか何グラムとか何色か計測できません。
個人だけでは成り立ちません。
家族に病気で苦しんでいる子供や親がいれば、
喜びは考えにくいです。
みんなの笑顔があっての喜び。
多くの人の支えがあっての感動~運営してくれるスタッフや応援してくれる観客。
励ましややりがいがあっての充実~上司・同僚やライバル。
自分を超えた存在への感謝~点と点がつながっている・ご縁。
周りとの関係・つながり、周りのサポート、他の人の幸せを願う、
これがあなた個人の幸せにもなるのです。
3.幸せを呼び込む言霊
幸せを呼ぶのが言葉・言霊です。
言霊とは、単なる連絡事項や「あれがしたい」「こうなればいいなあ」というのではなく、
魂のこもった言葉です。
心のこもった「ありがとう」や「必ずこうする」などです。
言霊にはパワーがあります。
上司が部下に「なんでやってないんだ!」と理由も聞かず怒ったら、
部下はやる気を失います。
怒りのエネルギーの付着した「やらない」の言霊が部下に与えられているので、
それ以降の仕事にも「やらない」傾向が入るようになります。
逆に「どうしたんだ、○○君らしくない、何か理由があるのか?」
と聞いたら違った展開になるでしょう。
喜びや充実を味わえる聞き方です。
母親が子供に「味噌汁をこぼさないでね」と言っても、こぼすことがあります。
これは「こぼす」に子供が反応しているから、「こぼす」のです。
母親が「こぼす」ことに思いを向けているから、
そのエネルギーが子供に伝わっているのです。
「上手に運んでね」だったら違ったでしょう。
これも感動や充実を味わえる言い方です。
ここもやはり思いが大事なのです。
4.思いは味も変える
他の側面から書きます。
お母さんがおいしいカレーライスを作る場面を想像します。
ジャガイモや肉などの素材、ルー、鍋の温度、調理方法だけで
おいしいカレーライスは作れません。
物やテクニックという外的要因だけで一切を決定できないのです。
お母さんの
「おいしいカレーになれ!」
という思いが味に反映されているのです。
お母さんが不機嫌だったりすると、
カレーライスに限らず味噌汁など、
味が変わっていることが多々あります。
思いという内的要因もかかわっているのです。
「つまらないなあ」「面倒くさいなあ」と思っていたら、
いくら良いスキル・テクニックを持っていたとしても、
そこそこの品質にとどまってしまいます。
ミスを誘発します。
物や方法やスキル・テクニックなど外的要因
「目に見える部分」に関心が行きがちです。
それだけでなく「目に見えない部分」の影響も大きいのです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
幸せ大人婚カウンセラーの妻、小林朋子のブログです。
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