潜在意識より深い集合的無意識~応援されるための神社参拝

こんにちは、神道研究家ヒデです。

行動しないと人生は変わっていかない・開運しないといいます。

それについてのシグナルや意識について書きました。

この記事の目次



1.あなたに気づかせるシグナルがある

仕事で忙しく最近疲れているとします。

顔色が悪かったりやつれていたりで、最初のシグナルです。

家族や周りの人から「休んだ方がいいよ」と言われても

「これぐらい大丈夫だよ」

と働き続けます。

「休んだ方がいいとはわかっているが、時間がない」

との言い訳で。

休むことをせずに働き続けると、さらなる不調が続きます。

第二のシグナルです。

身体が「休まないともう持たないよ」とメッセージを伝えてきます。

眠れなかったり・朝起きても疲れが取れなかったり・

食欲がない・集中できずボーとしてミスしたり。

軽度なものにとどまらず

発熱・せき・下痢・腹痛など起きることもあるでしょう。

ここまで来ても

「仕事が立て込んでいるから休むわけにいかない」

「課長なんだから休んでいたら部下に示しがつかない」

「一日休んだからと言って何も変わらないよ」

「休んでも家にいても何もやることがない・仕事が気になってしょうがない」

と言い訳して休むという行動をしないと、

病気という強制的に「休ませる」ギフトが来ます。

実際に病気になって苦しい・つらい・痛い思いをすれば、

本気で体をいたわって休もうとするでしょうから。

もしかすると療養の中で

「自分にはその仕事は向いていないのでは」「身をすり減らすだけだ」

と言う気づきを得て

「仕事を変えさせる」「生活スタイルを変えさせる」

きっかけを与えるギフトなのかもしれません。

ところで身体は「あなたのもの」ではありません。

100年もすれば寿命が尽きて、身体を大地に返します。

これが「死」です。

その寿命の間「身体を借りている」だけです。

本当に「あなたのもの」なら100年と言わず、

永久に生きている・身体を所有しているでしょう。

有限の寿命でその期間はいろいろ学んだり体験したりでき、

身体を借りている賃料は支払わなくていいです(笑)。

こんな好条件なのに借り物の身体を大事に使わないのなら、

病気になっても仕方ないでしょう。

場合によっては身体を取り上げられる(死)こともあるでしょう。

2.言い訳してシグナルを無視する癖

周りの人たちから

「こうしたらいいよ」「こうしないほうがいいよ」とアドバイスされたり

セミナーや本で良いことを教わっても、

「でも」「だけど」「そうは言っても」と言い訳をすることがあるでしょう。

しかしそれだと行動できず、良くないことが起こり始め

人生が良い方向に向かっていきません。

こんなことをしたことはありませんか?

●仕事・人生がうまくいかないことを誰かのせいにしたり

●愚痴や不平不満を言ったり

●自分を責めたり/他人を責めたり

●あの時こうだったらと過去を悔んだり

●未来をやたらと不安に思ったり

私も経験あります(汗)。

確かにそれなりの言い分はあるでしょう。

「他の人以上にがんばっているのに…」

「苦手に立ち向かってきているのに…」

「自分はこうしてあげたのに、あの人は恩知らず…」

「あの情報を知っていたら、その進路は採らなかったのに…」

「どうして誰も指摘してくれなかったの!」

「アイツは親がお金を出してくれてラクしてるのに、

オレは貧乏だから勉強時間をアルバイトに割かなけりゃならない!」

しかしそれでは変わらないのです。

せっかくの良い流れを自分で自分で断ち切っているようなものです。

3.潜在意識がストップをかけている

①顕在意識と潜在意識

「頭ではわかっているんですけどね…」と言われることがあります。

私も良く言ってました(笑)

行動できない・言い訳をするのは、潜在意識が原因のことが多いです。

普段の意識は「顕在意識」と言います。

自分が何を考えているか・何をしようとしているか、

明確で表に現れているので「顕在」といいます。

これに対してあまり意識してないのに「ついやってしまう」

あるいは「頭でわかっているのにできない・反対のことをやってしまう」場合が

「潜在」意識と言います。

②過去の経験が形作る潜在意識

潜在意識について説明します。

潜在意識は過去に経験したこと・言われたことなどすべてを記録しています。

●学校・部活を風邪で休んだら、か弱い奴と言われた

●そのためレギュラーに入れてもらえなかった

●よく休んでいたら怠け者と言われた

●両親や教師・大人たちから、つらくてもがんばれと言い続けられた

●責任持って仕事しないとダメだよと言われた

などを何回も言われ続け・強く印象付けられると

「体調悪いからと言って休んではいけない」

「みんな頑張ってるんだから、もっと頑張らないといけない」

となり

頭でわかっているけど、できなく(休めないように)なります。

この経験を積み重ねることで、休まないことが当然となります。

これが潜在意識です。

そして休まないための言い訳をし始めるようになります。

言い訳をするのは

あなただけのせいではないし、あなたに接してきた人たちのせいだけでもありません。

社会風潮やタイミングなどもあります。

そしてこの潜在意識が行動の9割を支配すると言われているので、

潜在意識を変えることが、行動を変えるためにはぜひとも必要なのです。

③乗り越えて「できる」ようになるには?

では「できない」「やらない」潜在意識を乗り越えて

できるようになるにはどうしたらいいでしょう?

過去の経験の積み重ねが潜在意識なので、

頭で「こうしよう」と思っていることを反復して積み重ねて、

強く印象付けることです。

第一歩として簡単にできることは、口癖を変えることです。

「でも」「だけど」「そうはいっても」など

否定的言葉を使うのをやめましょう。

うまくいってる人は

「予の辞書に不可能の文字はない」(ナポレオン)

「1000回目に成功したが、その前の999回は失敗ではない。

999のやり方は違うということが分かった」(エジソン)

「(ピンチでも)面白くなってきたぜ」(ルパン三世)

などと考えます。

うまくいってる人の真似をするのが近道です。

心の底から信じ切れなくてもいいです。真似でいいのです。

真似ならできるじゃないですか。

④変化を嫌がる潜在意識への対処

潜在意識は変化を嫌がります。

変化してもし失敗したら「自分」を維持できなくなるのでは?

だったら新しいことをせずに今まで通りのことをしていれば安心、

だから変化を嫌がるのです。

だから潜在意識を安心させるために

「大丈夫」「なんとかなる」と言い聞かせたり、

小さな成功体験を積み上げて

「今まで大丈夫だったから、今回も大丈夫」

と変化しやすいように持っていくのです。

潜在意識への対処はいろいろあるので、また触れたいと思います。

4.より深い領域の無意識を味方につけるには

①さらに深い領域の意識とは

意識の世界ではさらに深い領域があり、

心理学では集合的無意識・普遍的無意識、

精神世界では宇宙意識、

大乗仏教では阿頼耶識(あらやしき)、

と呼びます。

この集合的無意識の世界は他人・世の中・人類・宇宙とつながっています。

ご先祖様・神々ともつながっています。

顕在意識・潜在意識は個人的なものですが、

集合的無意識を味方につけると、大きく人生を変えることができます。

おおもとにあるのがハイヤーセルフ・宇宙・神仏です。

神仏と言うと宗教的な感じがして抵抗のを覚える人もいるので、

ハイヤーセルフと言ったりします。

②集合的無意識とつながるには

これとつながりやすい場所が

神社・寺院・教会・パワースポットと呼ばれる場所なのです。

美しい景色の場所に行くとほっと癒されたり、気持ち良くなったりするでしょう。

そのような場所が無意識とつながりやすいので、

聖地とされたのです。神社が建てられたのです。

ですから無意識とつながり開運するためには、神社参拝が良いのです。

しかしこう言うと

「私も神社参拝したけど変わらなかった」

「そんなに良いことがあるんなら日本人はみな幸せになっているはず」

「神様なんていないんでしょ」

と反論があります。

③願いを叶えるのはあなた

あなたの人生は100年などの期限(寿命)と身体を貸し出されて

「あなたがいろんな体験・学び・気づきをする」ようにできています。

あなた・人間に対して神仏がいろいろしてくれるわけではありません。

神仏は人間の給仕(サービスマン)ではありません。

人間はお客様ではないのです。

人生の主人公であるあなたが取り仕切って、願いを実現していくのです。

神社にはご神体として鏡がありますが、

参拝すると鏡にはあなたの姿が映ります。

つまり「神とはあなた」のことなのです。

また「かがみ」の「が」(我)を取ると「かみ」になりますが、

欲望・固執(我)を取り去るとあなたの中の神が現れる…

これもやはり「あなたの中に神がいる」ことになります。

神仏などは縁つなぎをするなど、応援・手助けするだけです。

人と出会ったり仕事に就いたりチャンスに恵まれたり、

ご縁をつながせたりしてくれますが、

活かすかどうかものにできるかは、あなた次第です。

「でも」「そうはいっても」など言い訳して行動しなかったら、

いくら神仏がご縁をつながせてくれても人生は変わっていかないのです。

だから、そういう言い訳しないで行動しましょうという話をしました。

④冒頭の例での神仏の応援とは?

仕事が忙しくて休めない例での応援・手助けを考えます。

●家族や同僚の口を通して「休むように」とアドバイス

●上司から「顔色悪いから休め」と業務命令

●病気にさせる・事故に遭わせて出社できないようにする

●取引先を怒らせて仕事量が減る(汗)

●様々な理由による部署閉鎖(汗)

●会社倒産または売却(大汗)

「これって応援・手助けって言うの?」と疑問に思われるのもありますが、

長い目で見れば・後から振り返れば

「どうなるかとハラハラしたけど、何とか乗り切れたな、良い結果になったな」

と思えることかもしれません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。



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