セミナーやスピーチ、発表を楽に行えるようになるメンタル作り

こんにちは、古神道研究家のヒデです。

「セミナーを開催したいが不安」について書きます。

私もはじめのころは踏み出せませんでした。

その時の不安を乗り越えた経験を書きます。

「優れた内容を話しなければならない」という思い込みがあるため

開催できないことが多いです。

もちろんある程度すばらしい内容を提供できなければならないのは、

時間とお金とエネルギーを投資して来ていただいている以上当然です。

しかし私たちは「学者ではない」ので、完ぺきな内容を提供できなくてかまわないのです。

結果を出すのは、受講者・クライアント本人であり、

きっかけを与えてその人をやる気にさせて楽しく行動できるようにすれば、

それで大成功です。

たとえ成果が出なくても、

今までの自分の殻から一歩を踏み出してトライしたことに価値があるのです。

踏み出した経験があれば、その後も踏み出すことが容易になります。

「しっかりやらないと」という不安に対しては、

「お客様が育ててくださる」と答えます。

きっちりしていなくてもOKです。

というのは、

中には意見を聴いてもらえるのがうれしいお客さんもいて、

「自分がこのセミナーを大きく育てたんだ」「自分が一期生だ」という方もいます。

最初のセミナーに来てくれる方は物好きが多く

「時間があったから来てみた」とおっしゃいます。

「集まらなかったらどうしよう?」という不安に対しては、

「時代が変わる時はこんなもの、感度の高い人しか来ないんです」という切り口。

「少なかったらチャンス、その人にフォーカスできるじゃないか!」と。

「大人数で一人当たりのフォロー少なかったら、そっちのほうがダメじゃないのか?」。

これらで不安を和らげます。

「低い評価をされるのが怖い」という不安に対しては、

悪い評価をしてくれた人に感謝し、

次の人により価値のあるものを提供すると決意すればいいのです。

受講者の方に評価をうかがうと、

「よかった」というだけで厳しいことを言ってくれる人はあまりいないです。

寝ている人も「良いセミナーだった」と評価してくれます(笑)

真剣に厳しい評価をしてくれる人を大事にしないといけないません。

私の初セミナーは「孫子の兵法に学ぶ起業のヒント」でした。

とあるフォーラムの大会で、複数あるセミナー会場を45分借りて開催したのです。

ですから受講者はぷらっと来てみたという方ばかりでした。

評価は両極端でした。

良い評価は、「そんな考え方があると知って勉強になった」。

悪い評価は、「孫子の話だと思ってきたのに、なんで起業やビジネスの話をするんだ!」。

このことから、

テーマやサブテーマは誤解を得ないよう分かりやすくしないとダメだと痛感しました。

悪い評価があったからこそ、自分の足りないことに気づけました。

良い評価ばかりだと、それ以上成長できないのです。

その後のセミナーでも友人に

「声が小さい」「ジェスチャーが足りない、突っ立ったままだ」

などいろいろ指摘をもらい、今に活きています。

「やってみないと、わからない」

「やってみないことには、やりたいことが見つからない」

と聞いたことがありませんか?

自分に向いているのか、何が楽しいと感じるのか、何が足りないのか、

…やってみて初めて「本当に」分かります。

それまでは頭の中で妄想していただけなのです。

頭の中だけで考えていたことと実際とにはギャップがあります。

もちろん、実際のほうが現実・本当の姿です。

実際にやってみて足りないところは自分で補ったり、

ほかの人に手伝ってもらったりすればいいのです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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