お金のメンタルブロック解消!

こんにちは、古神道研究家のヒデです。

「安くしないとお客さんは買ってくれない」もメンタルブロックです。

その時は逆側から質問を投げかけます。

高くても買う物・場合は何でしょう?

例えば

●他の人が持っていない高級感のある牛革のスマホケース

●ボーナスもらった時に家族で行くフレンチ・レストラン

●親身になって子供を指導してくれるプロ家庭教師

●恋人に贈るマフラー

●仕事を頑張った自分に贈るごほうびの○○(普段買わない物)

…他にもたくさん出てくると思います。

これらは、「それだけのお金を払ってでも買うだけの価値がある」

とお客さんが思っているから、買うのです。

安いということは、お客さんがそれだけの価値を

その商品・サービスに感じていないということです。

価値を上げる、または価値を感じてもらうことに力を注げば良いことがわかります。

逆に安いとお客さんが多くなるのでサービスが低下し、顧客満足度が下がります。

安いとお客さんはその物を大事にしなくなります。

「安いから、まあいいや」と。

高いと元を取ろうと真剣にやります、大事にします。

欲しくない人に高い値段で売るのではないのです。

価値を感じて喜んで買ってくれる人に売るのです。

その人と赤い糸で結ばれている…それを探すのがマーケティングです。

価格設定とは決意表明です。

「私は1万円分の価値をあなたに提供します!不満でしたら全額お返しします」

「10万円で売る」と決めたら買ってくれる人を探すのです。

あるいは10万円の価値に増やすのです。

「はじめは高いなあと思ったけど、これだけの内容だから納得。」

と言っていただけるようにします。

「お金が無いとうまくいかない」のも単なる思い込みです。

うまく行く人はお金が無くても成功します。

今あるものでどうするか考えて行動するからです。

お金が少ししか無かったら、そのお金で何をやれるか考えます。

どうしてもお金が必要なら出資者を募ります。

お金が無くても、能力やアイデアや人間関係で成功できます。

いわゆる「強み」です。

だれでもその人固有の「強み」を持っていますが、それを活用するのです。

他人と仲良くなりやすい人なら、他人に協力してもらう、他人をサポートする、

をすればいいのです。

それで成功までいかなくても(その人により成功の定義が異なります)、

生計を立てられるぐらいはできます。

うまくいかない人は「お金が無いからできない」と言って思考停止になります。

何も変わらないのです。

お金は幸せになるためのツールの一つにすぎません。

仮に年齢が80代の億万長者がいて、健康面に不安を抱えていたとします。

「あと20歳若ければ、あれもこれもやれるんだけどなあ」

「健康でエネルギッシュな身体になれるんなら、全財産をあげてもいい」

と思っていても当然無理です。

お金では買えない物が多いです。

特に時間や健康、愛情、友情、信頼、オーラ、体力、スキルなど

人生を左右する重要なものはお金では買えません。

お金をとても大事なものと思いがちですが、意外に非力です。

一文無しになっても、友達の家を転々として生活できます。

住み込みのバイトをしてもいいでしょうし、

ホームレス生活(テントを張っているホームレスもいますが)

をしてもいいでしょう。

お金が無くても、わりと何とかなります。

足を引っ張るのが、見栄やプライドです。

お金に執着しないで心をニュートラルにすることです。

幸せになるために、お金を使うのです。

そのためお金の上手な使い方が必要です。

ある人から聞いた、万病に効く薬草のたとえ話をします。

これはお金をいただくことへの罪悪感を解消・減少させるための話しです。

ビジネスをされていない方にも参考になるかと思います。

インドの奥地に万病に効く薬草があります。

栽培して乾燥させると、ガンでも糖尿病でもたちまち治ってしまう薬です。

しかし薬草を育てる肥料や乾燥装置など結構費用がかかります。

薬草を育てている人は、病気で困っている人のお役にたちたいとの思いから、

お金をもらわず(つまりボランティアで)、働いています。

肥料代や装置を動かす費用は、アルバイトをして工面しています。

ある時病気で困っている人から、薬が欲しいと言われました。

しかし在庫がなかったので、次の薬は半年後になります、と言いました。

なぜそんなに時間がかかるんだ?と聞かれると

アルバイトをして薬を作る費用を作るためです、と答えたのです。

この話から何を思いますか?

病気の人(つまりお客さん)からお金をもらって(つまり購入してもらい)、

そのお金で次の薬を作ればいいのではないでしょうか。

「半年も待っていたら死んでしまう、お金払うからそのお金ですぐに薬を作ってくれ!」

が病人の本音でしょう。

薬を与えてお金をもらわないと、次の薬を作れないのです。

お金をもらうのは自分のためではなく、次のお客さんのためにもらうのです。

このように、ぐるぐると次のお客さんのためにとお金をもらって回すのがビジネスです。

ボランティアだと滞ってしまって薬が病人のもとへ行かないのです。

キツイ表現になりますが、お金をいただかないことであなたのビジネスが滞り、

あなたの商品・サービスを欲しいと思っているお客さんを困らせたいのでしょうか?

実はお客さんを大事に思うなら、お金をいただかないといけないのです。

たくさんお金をいただいて、それ以上の価値・メリットをお客さんに提供するのです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする