パワフルで比較的奏上しやすい、おすすめ祝詞3つ

こんにちは、古神道家のヒデです。

言霊にはパワーがありますが、その中でもパワーがあるのが祝詞。

ただ、とっつきにくい気がすることも多いです。

祝詞を奏上したいけど、簡単でパワーのある祝詞はないの?

という声もたくさん聞きます。

そこで興味を持たれている方向けに、おすすめの祝詞を3つ紹介します。




1.ひふみ祝詞

①ひふみとはよく聞く名称だが…

一二三祝詞・秘文祝詞とも書きます。

一二三と書いても、単純にワン・ツー・スリーではありません。

「ひ」は「火」、「ふ」は「風」、「み」は「水」です。

「火」は太陽で天、火は上に向かうので縦方向。

「水」は大地や「身」で、水は横方向に流れ、下に向かいます。

縦軸を「火」、横軸を「水」とします。

神社での参拝作法では、

背筋を伸ばして礼は上半身を90度に折り曲げるのが正式、

とされます。

これも背筋を伸ばした縦軸が「火」、

90度に折り曲げ水平にしたのが「水」、を表します。

左と右の言葉の意味も

「火」が「足る」が「ひだり」、

「水」が「きわまる」が「みぎ」。

このように全く異なる性質のものが「ひ」と「み」です。

これを「ふ」で結びます。

「ふたつ」は、あれとこれをひとまとめにする意味。

「ふー」は、不要な氣や物質をはらうこと。

ふるうことで空いたところに新しいものが入ってくる~

「ふる」は、振動でパワーアップすること、余計なものをそぎ落とすこと。

だから「ふ」はつなぎ役です。

このように

ひふみ祝詞とは、万物の対極にあるものもつなぐ、

パワフルな祝詞、そういう名称です。

万物を四十八音になぞらえて、

それらを三五八の順に並べて奏上します。

冒頭の

ひ一、ふ二、み三、よ四、い五、む六、な七、や八、

こ九、と十、も百、ち千、ろ万

と数を表します。

昔の数の数え方です。

「ひふみよいむなや…」

のようには今では数えません。

昔は数えることは、祝詞を奏上するのと

同じことだったのです。

天之数詞(あめのかずうた)のいう祝詞がありますが、

数をそのまま唱えます。

「つ」をつける数え方は

「ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、いつつ、むっつ、ななつ、やっつ、

ここのつ、とう」

で、こちらは今も使います。

「つ」は

「つなぐ」「つむぐ」「つり(魚を得る)」

などと結ぶ意味の言霊です。

地名にも

津(三重県)、大津(滋賀県)、沼津(静岡県)、唐津(佐賀県)、木更津(千葉県)

など港町が多いですが、

「船をつなぐ停留地」

「ほかの土地と水運で結ばれる」

などの意味が込められています。

この祝詞の由来は、

●石上神宮に伝わる古い祝詞

●日月(ひつき)神示

です。

②石上神宮に伝わる祝詞

石上神宮(いそのかみじんぐう)は、奈良県天理市にある

物部氏の氏神神社です。

古い伝承・神宝が残っている神社として有名です。

古くから伝わる十種瑞宝(とくさのみづのたから)、

十種祝詞(とくさののりと)という祝詞が伝わります。

痛いところを治すし死者を生き返らせることができる、と。

その祝詞は

「ひと、ふた、み、よ、いつ、むゆ、なな、や、ここのたり。

ひと、ふた、み、よ、いつ、むゆ、なな、や、ここのたり、

もも、ち、よろず。

ふるへ、ゆらゆらと、ふるへ(ふるべゆらゆらとふるべ)」

と奏上します。

「お腹が痛い時に唱えるおまじない」として

唱えてきた人もいるそうです。

この数を数える部分が、ひふみ祝詞にも入っています。

ひふみ祝詞を「最強の祝詞」という人もいます。

私も10年ほど奏上していますが、

収入アップ、スキルアップ、結婚など

上向きになっています。

他にも開運アップ術を行っているので、

ひふみ祝詞だけで良くなった、とは断言できません。

しかしすがすがしい気持ちになり、

心をデトックスできています。

③日月神示とは

太平洋戦争(大東亜戦争)の戦中・戦後にかけて、

岡本天明氏という神職におろされた神示です。

この記事の分量が多くなるため詳細は省きますが、

黒住・天理・金光・大本の次に来る、

神からの最新の情報伝達(お告げ)です。

「生活が豊かになってくるのが正しい道ぞ。

行き詰まったら間違った道を歩いているのざ」

「清くして富むのがマコトぢゃ」

「その人によってふさわしい行がある。

誰でも同じでない」

「身魂磨きとは、善いと感じたこと直ちに行うことぞ」

など。

千ページに及ぶ分量なので、

機会を改めて紹介したいと思います。

④古事記・日本書紀より古いホツマとは

私が奏上している動画をご覧ください。

動画の中では、カタカナとホツマ文字という文字で書いてあります。

ホツマ文字とは、

古事記・日本書紀が日本最古の書物とされますが、

その原本がホツマツタエ(秀真伝)とされます。

つまり古事記・日本書紀以前に書かれた書物ということです。

真偽は議論されていますが、通説ではホツマはスルーされています。

そのホツマツタエに書かれている文字が、ホツマ文字です。

漢字が伝来する前の日本には、文字はなかったとされます。

しかしホツマ文字をはじめとして数種類の神代文字が、

あったという説もあります。

後世に作られた文字だという人もいますが、

中国大陸とは大きく異なる日本文明なので、

独自の文字があってもおかしくありません。

飛鳥・奈良時代に渡来人が多くなり、

意思疎通のために

漢字や漢語を共通語にする必要がありました。

そのため漢字などがメインになって

神代文字は歴史の中に埋もれてしまったのでしょう。

私は神代文字があったと思います。

ホツマ文字で祝詞を書いたのは、

文字自体にパワーがあるとされるからです。

私もこの文字を見ながら奏上しています。

祝詞の内容(文言)は、ひらがなで動画の下にも記載してあります。

ひふみ祝詞

ひふみ

よいむなや

こともちろらね

しきる

ゆゐつはぬ

そをたはくめか

うおゑ

にさりへて

のますあせえほれけ

2.あわ歌

「あいうえお、かきくけこ、…」の

手本・原本になったと言われる歌です。

「あ」から始まり「わ」で終わるので、あわ歌といいます。

五七調で奏上していき、五七五七七の和歌の原型とされます。

癒しのパワーが豊富です。

動画をご覧になると、

ホツマ文字のしくみがわかると思います。

母音の口の形で文字が作られたようです。

●アは口の形が大きく丸を描くので、丸文字

●イは口が横に広がるので、広がったような文字

●ウは口をすぼめるので、三角の文字

●エはイとウの中間の形になるので、曲線の文字

●オは口の形はアほど大きくないので、四角の文字

これに父音(k,h,n,m,t,r,s,y)がつくことで子音になります。

子音たとえばカは

父音kに母音aがついたので、丸文字を使います。

父音kは縦線一本です。

あわ歌

あかはなま

いきひにみうく

ふぬむえけ

へねめおこほの

もとろそよ

をてれせゑつる

すゆんちり

しゐたらさやわ

3.禊祓詞(みそぎはらえことば)

①知っておいて損はない、修祓で奏上される祝詞

神社で祈祷を受けるときに、

最初に修祓(しゅばつ~お祓いのこと)があります。

和紙のひらひらがついた棒(大幣:おおぬさ)

あるいは榊の枝に和紙(紙垂:しで)がついたもの

を振る儀式です。

祈祷というとこのお祓いをイメージする方が多いですが、

実はメインイベントを行うための準備なのです。

祈祷は下の流れで行います。

●修祓でお祓いをしてきれいになる

●願い事を神職が祝詞にして奏上

●参拝者が玉串(榊の枝)に祈りを込めてささげる

⇒ これがメインイベント

最初の修祓で奏上される祝詞が祓詞(はらえことば)です。

かけまくもかしこきいざなぎのおおかみ

つくしのひむかのおとのあはぎはらに

みそぎはらえたまいしときになりませる

はらえとのおおかみたち

もろもろのまがことつみけがれあらんおば

はらえたまえきよめたまえと

かしこみかしこみもまをす

おおよその意味は

恐れ多くもイザナギの大神様が

筑紫(九州)の日向の小戸のあはぎ原で

禊祓をされたときにあらわれた

祓戸の大神様たちよ、

諸々の間違ったこと・罪・氣枯れがあれば

どうぞ祓い清めてくださいませ、

よろしくお願いいたします。

このような意味です。

そのオリジナルと言われるのが、

この禊祓詞や天津祝詞(あまつのりと)

と言われる祝詞です。

少し言葉が異なりますが、いずれもパワフルです。

②お祓いとは

ケガレ・穢れ(けがれ:氣が枯れる)のお祓いをする、

パワフルな祝詞です。

ケガレとは、生命力の低下や精神的な落ち込みのほか、霊障も含みます。

最近運が悪いと感じる…それもケガレなので、祓います。

下の動画で奏上していますが、長いと感じるかもしれません。

短縮バージョンもあります。

「祓えたまえ清めたまえ、かむながら守りたまえ幸(さき)わえたまえ」

です。

これは神社の賽銭箱の前などに掲げられていることもあります。

「かむながら」とは、

神様が「これがこの人に最適だ」と思われるように守り幸をください、

ということです。

人が「これがいい!」と思っても、

本当にその人にとって良いとは限りません。

そこで神様に最適をお任せするのです。

「果報は寝て待て」といいます。

こちらで努力は精一杯するものの、

その先は神様にお任せする、

それをそのまま受け取る、というのです。

もっと短縮すると前半の

「祓えたまえ清めたまえ」

となります。

これは聞いたことがある方が多いかと思います。

語尾を伸ばして声を少しずつ小さくして終えるのがコツです。

禊祓詞

たかまのはらにかむづまります

かむろぎかむろみのみこともちって

すめみをやかむいざなぎのおおかみ

つくしのひむかのたちばなのおとの

あはぎはらにみそぎはらえたまいしときに

あれませるはらえどのおおかみたち

もろもろもまがことつみけがれをはらいたまい

きよめたまえとまおすことのよしを

あまつかみくにつかみやおよろずのかみたち

ともにきこしめせとかしこみかしこみもまおす

以上です。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。




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