こんにちは、ヒデです。
脳は優秀ではありますが、以下の特性があります。
「脳のエラー」と科学者は言っています。
誰でもこのような思考をしがちですが、あがり性はさらに強いようです。
①情報の偏り
②根拠のない結論を出す
③自分のせいだと思う
④良いことを過小評価、悪いことを過大評価
⑤たった一つの結果をすべてだと思い込む
⑥オールオアナッシング
何人かの前で自分がスピーチをしている場面を想定します。
そのうちの一人が腕時計をちらっと見た、あるいは、眉間にしわを寄せた、
場合で思考パターンを説明します。
あがりやすい人は、他の参加者よりその一人の行動に気をとらわれがちです(①)。
「何で腕時計を見たんだろう?私の話がつまらない?」
「眉間にしわを寄せたのは、私の話が間違っていると思っているからではないか?」
と根拠のない意味づけをします(②)。
「つまらないのは私が悪いからだ」
「私は楽しい話・良い話を出せない人だ」
「いつもそうだ」と勝手に自分のせいにします(③)。
他の人は、ニコニコうなずいて聴いているのにそれは過小評価して、
腕時計を見た1人の行動を過大評価するのです(④)。
「みんなつまらないんだろう」
「いつも私は、つまらない話ばかりしてしまう」
とすべてだと思い込んでしまいます(⑤)。
1人でもつまらない人がいたら、
残りの人が喜んでいても、ダメと考えることさえあります(⑥)。
あがり性になりやすい人は特に強い傾向です。
①自意識過剰
「私はどう思われているんだろう?」と非常に気になります。
相手・周りの人の反応に過敏になるので、極度の緊張をもたらします。
②「良く思われたい」「気にいられたい」「悪く思われたくない」という気持ちが強い
相手によく思ってもらえるような言葉や行動を、自分の気持に反してでも、取りがちです。
うまくいかないと失望し、うまくいっても不安から解放された程度の気持ちです。
③絶対的信念~スキーマ(認知図式)
単なる思い込みではなく、
「これが正しい」という絶対的信念にまでなっていることもあります。
例えば、「上手に話さないと、馬鹿にされるに決まっている」
「良い話をしないと価値がない、と親や教師や友達から言われ続けてきた、
これが世の中の真実」
絶対的信念にそうように、大きなプレッシャーを自分自身にかけて、緊張が高まるのです。
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