こんにちは、古神道研究家のヒデです。
神社や寺院に参拝すると気持ちいいですよね。
それだけでもご利益です。
しかしそれ以上に神仏のお力を借りで望みがかなうなら、さらにいいです。
今回は望み実現を加速させる方法について書きます。
この記事の目次
1.神仏を信仰するとどうなる?
神社や寺院を参拝、あるいは神仏を信仰すると得られる効果をあげます。
①神仏に見守られているという安心感
全部自分で行わなければならない、結果も背負わなければならないでは、
精神的にも肉体的にもきついです。
ノイローゼになる人もいます。
極端になるとストレスで胃に穴が開いたり、人間関係を壊したり。
自分にできることはやったので、あとは神仏にお任せする・応援していただいている、
と思えることで、ストレスを減らすことができます。
②どのような生き方をするかという哲学
「失敗してもいい」「未熟でもいい」
「コツコツ努力していれば神仏が見てくれて力を貸してくれる」
「天狗になったら神仏に叱られる」
などの生き方の芯ができるので、
自暴自棄になったり、傲慢になったりせず、
着実に幸せの道を歩いていくことができます。
③神仏に支えられる、お力をお貸しいただける
実際に神様仏様から応援されてお力を貸していただいたり、
危ない時に守っていただいたり、
兆しで励ましや警告をいただいたりです。
ご利益(りやく)と言われます。
2.ご利益って本当にあるの?歴史上の事例
古来より成功者は神仏への信仰を大事にしてきました。
平家の繁栄を実現した平清盛は、厳島神社を崇敬しました。
鎌倉幕府を開いた源頼朝は、伊豆山神社と箱根神社です。
そして鎌倉の中心には鶴岡八幡宮を置きました。
初代執権になった北条時政は、江島神社。
武田信玄は諏訪大社、上杉謙信は毘沙門天。
織田信長は熱田神宮、豊臣秀吉は日吉大社・竹生島神社。
徳川家康をはじめとして徳川将軍家は箱根や鹿島などを崇敬。
江戸城を護るように神社・寺院を配置。
たとえば鬼門・裏鬼門をつかさどる神田明神や日枝神社、
寛永寺・増上寺、五色の不動尊(目黒・目白・目黄・目赤・目青)など。
近現代でも
歴代総理は伊勢神宮を参拝。
西武グループの堤康次郎は箱根の九頭龍神社、
出光佐三は宗像大社、
松下幸之助は会社のいたるところに神社を作りました。
などなど、挙げるときりがありません。
神社に参拝して神仏の応援を受けると成功するのです。
日本の歴史1000年以上の中で、
神仏の力やご利益がなかったら、
神社や寺院はとっくの昔にすたれているでしょう。
力やご利益があるから、現代まで続いているのです。
3.神仏を敵に回した事例
逆に神仏を敵に回すと怖いです。
祟りの事例です。
①仏教反対の物部氏
仏教伝来の時に、寺を焼き討ちして仏像を川に捨てた物部氏は、
数年後蘇我氏に滅ぼされています。
仏教を崇敬した蘇我氏は繁栄しますが、
天皇・皇族を暗殺するなど罪を重ねた結果、滅ぼされています。
②奈良の大仏を焼き討ちした平氏
東大寺大仏を焼き討ちした平氏は、2か月後に平清盛が熱病で亡くなり
5年後に平氏は、女子供もろとも壇ノ浦で消えました。
平氏は海の戦いに得意なはずなのに、潮の流れがかわって逃げることもできず
一族が全滅したのです。
③織田信長
織田信長は、宿敵武田氏が崇敬していた諏訪大社を焼き討ちし、
敵対した比叡山や日吉大社も焼き討ち。
仏像や経典、比叡山内の神社も破壊、僧侶や女子供まで皆殺し。
その数か月後、本能寺で非業の死を遂げます。
…怖いですね。
4.私のご利益事例
「自分もご利益いただけるかも」と思ってもらいたいので
私のいただいたご利益を紹介します。
①満席に近いのに飛行機の座席とれた
妻と羽田から福岡に旅行に行きました。
宗像大社・住吉神社(筑前一宮)・太宰府天満宮など参拝が目的です。
帰りは飛行機が遅れているというアナウンスだったので、
保安ゲート通るのも遅くていいなと素人考えをしてしまいました。
うかつでした…
しかし実は遅れていても時間通りに保安検査は受けなければならなかったのです!
結局検査を受けられず、
航空会社のとりはからいで次の便に振り分けてもらいました。
ありがとうございます!
満席に近かったにもかかわらず、
隣り合った2席がちょうど空いていたのです!
「神にとってはこれぐらい朝飯前じゃぞ、神の力を思い知ったか」
と言われた感じがしました。
②交通事故にあってもケガしなかった
小学校4年生のとき、横断歩道上で乗用車に轢かれたことがあります。
青信号で渡っており、車の側の赤信号見落としです。
車にぶつけられてもスピードが出ていなかったので、
右足が車の前輪に踏まれた程度で済みました。
不思議なことにかすり傷一つありませんでした。
祖父母・父母とも日蓮宗系(仏教)の信心が篤く、
毎朝、仏壇・仏様に唱題(題目「南妙法蓮華経」を唱える)と法華経の読経をしていました。
私も父母たちの背中を見習って手を合わせていましたが、
仏様がお守りくださったのだと思います。
今は仏様だけでなく神様もお祀りして、
毎朝祝詞とお経を唱えています。
30歳過ぎたころの追突事故では、
衝撃が大きかったにもかかわらず、
むち打ちやケガなど全くありませんでした。
このような話はよくあります。
信心深い大工・鳶職人が足場から落ちたのに、
かすり傷一つしなかったとか。
店を経営して大不況でもお客さんが来てくれて
売り上げが上がり、好調であるとか。
③職にありつけた~食べてこれた
私は就職氷河期の世代です。
正社員になれず不本意ながら非正規雇用になる人が多いです。
私は大学卒業した時、「会社に入ると大変だから、資格を得てそれで生きていく」と
若気の至りというのか安易な気持ちで、就職活動をせずフリーターになりました。
試験勉強しながら、塾講師・家庭教師・コンビニ・酒屋・倉庫・工場など
いろいろなアルバイトをしていました。
その当時は気づきませんでしたが、
アルバイトを辞めたり、人員削減にあったり、雇い主を怒らせてクビになったときでも、
不思議と次の仕事につけました。
今は正社員でSEの仕事をしていますが、
12年前入社した時も転職活動を始めて2か月くらいであっさり決まりました。
お金で不自由していません、何とかなっています。
食べていけてます。
本当にありがたいことです。
5.日本は神仏にまもられている国
日本全国には、この狭い国土に神社が8万、寺院が7万あるそうです。
神道では八百万の神々といいますが、八幡大神・稲荷大神…たくさんの神様がいます。
仏教でも、釈迦如来・阿弥陀如来・観音菩薩・不動明王…たくさんの仏様がいます。
こんなにたくさんの神仏がいらっしゃる国は、他にありません。
外国には神社はありません。
寺院は中国や韓国にありますが、歴史的建造物になっています。
信仰の場所ではないようです。
教会やモスクがありますが、
一神教のためゴッド/アラーは一人だけ。
たくさんの神仏は私たちをお守りくださいます。
戦争で焼け野原になっても、
20年でビルが立ち並び、高速道路が作られ、新幹線が走り、
東京オリンピックが開かれました。
阪神大震災や東日本大震災があっても、おおかた復興しています。
神戸などは震災の形跡、ほとんどないようです。
自然災害が多くても、降水量多く温暖で食料も多いです。
恵みをもたらしてくれます。
日本人に「あなたの宗教は?」と聞くと無宗教と言う人が多いようです。
しかし上で書いたように全国に神社は8万、寺院も7万。
街角にある小さな祠やお地蔵さんなども合わせると、
たくさんの宗教的施設に囲まれています。
初詣や七五三、ご祈祷など、神社寺院に参拝に行く人が多いです。
日本人は宗教心・信仰心が篤いと思いますが、いかがでしょうか。
6.ご利益をいただく信仰はどうすればいい?
私が紹介するのは「信仰」であり「宗教」ではありません。
特定の宗教団体に入り教義を学び実践することを奨励しません。
ご縁のある神様仏様を自宅で祀ったり、祈ったり
神社や寺院を参拝したりすることです。
どんな神様仏様を祀ればいいの?どこに参拝すればいいの?
と疑問になる方も多いので、簡単に解説します。
①神様編
●産土様~生まれた土地の神社・神様です。
一生見守ってくださる神様なので、一生変わることはありません。
生まれた場所と違うところの住んでいるときは、
帰省した時など、できれば参拝した方が良いです。
●氏神様・鎮守様~今住んでいる土地の神社・神様です。
引越するたびにかわります。
1か月に1回くらいは参拝されるの良いでしょう。
いつもお世話になっていることを感謝します。
●崇敬神社
ご縁があってつながった神社・神様です。
「この神社、なんか知らないけど気持ちがいい」「好きな場所だ」
そんな神社です。
②仏様編
あなたの家で先祖代々お祀りしてきた宗派の仏様がよいでしょう。
浄土真宗や日蓮宗などです。
阿弥陀如来や釈迦如来など。
ご縁があってつながった寺院・仏様をお祀りしても良いです。
③祀り方
神棚や仏壇を設置しなくても、お札だけ祀ってもかまいません。
詳細は以下のURLをご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
幸せな大人婚カウンセラーの妻、小林朋子のブログです。
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