こんにちは、古神道と風水の研究家ヒデです。

 

 

１．願望実現のため思考にプラスして…

現実世界は思考の産物です。

「思考は現実化する」「引き寄せ」と聞いたことがあるでしょう。

「良くないことを想像するとその通りになる」とか。

 

夜に明るさが欲しいという思いから、エジソンは電球を発明しました。

女性の洗濯が大変つらいことから、楽に選択できないかと思い、

洗濯機が作られました。

頭の中に描くイメージ、つまり思考が生み出したのです。

 

一つ笑ってしまうような例をあげます。

「富士山に登ろう」という意図・決意がないのに、

「富士山に登ってみたいなあ～」「登れたらいいなあ～」という

単純な願望だけで

近所を散歩していたら富士山の頂上にいた、

なんてことはないです(笑)

「富士山に登る」という意図はありますが、

いつ・どうやって行くか計画を立てたり、

準備をしたりトレーニングをしていないのに、

気づいたら富士山にいた、なんてこともありません。

当たり前ですよね。

 

しかし笑ってられるでしょうか？

現実には、

「願っていれば、その通りになる」と

ただ待っているだけの人のなんと多いことでしょう。

神社に参拝して願いを伝えているだけの人もそうです。

祈ってばかりで、意図・決意して、調べるなど行動していません。

「富士山に登る」決意と準備をして富士山に向けて動き出す・行動しているから、

天候や状況などの後押し・手助けが得られるのです。

これが神仏からのご利益なのです。

その結果、願い通りの結果になるのです。

 

ただし、どうやればいいのか、過程・プロセスがわからない場合であっても、

「ぜひ富士山に登りたい！」とありありとイメージして、

興奮など感情を味わいます。

それを続けていると、ある時ふと過程のイメージが湧くことがあります。

インスピレーション(ひらめき・霊感)と言われます。

「富士山に登りたいんです」などと他人に話したりしていると、

アイデアをくれたり紹介してくれたり、

結果実現が早まります。

 

 

２．言葉にすることの威力

思考する際にはイメージだけでなく、言葉にもします。

すると言葉通りに現実化します。

「電気で明るくなる装置(電球)を作りたい」など、

言葉で現実化します。

だから「言霊には力がある」というのです。

新約聖書ヨハネ福音書にも「初めに言葉ありき」とあります。

ゴッドが「宇宙を創ろう」「地球を作ろう」「人間を作ろう」と考え言葉にし

その通りに現実化したのです。

旧約聖書創世記ではゴッドが自分の姿に似せて人間を作ったとします。

人間はゴッドのような偉大な存在です。

神道でも神々の子孫が人間なので、人間は神なのです。

神社では鏡がご神体になっていることが多いですが、

鏡に映るのは参拝者です。

つまり拝んでいる神はあなたなんです、ということです。

その神であるあなたを奮い立たせるのが、言葉・言霊・音です。

神道では祝詞や神楽。

私の奏上した祝詞です。

https://www.youtube.com/watch?v=bLQEsF2PR7I

https://www.youtube.com/watch?v=pt-jt6NuJFc

https://www.youtube.com/watch?v=kZ4rcyZepx0

仏教では読経や声明。

キリスト教では讃美歌、それを受け継いだクラシック音楽。

自然の水の流れ、風、鳥、虫、…これらの音が癒してパワーを与えてくれます。

これを安らぎの気持ちで(つまり叶っているときの感情で)、奏上したり聞いたりします。

決して「まだ実現していない！(汗)」という焦りの気持ちではダメです。

逆効果です。

 

 

３．あなたの身体と力は素晴らしい

物理学にエントロピー増大の法則があります、

熱力学第二法則とも言います。

乱雑になるのが宇宙の法則なのだ、というのです。

乱雑な状態がエントロピー大、整理された状態がエントロピー小です。

整理された状態にするには、エネルギーを使って物質をかき集めます。

エントロピーとエネルギーは反比例です。

だから物は散乱していきます。

コーヒーに砂糖やミルクを入れると、砂糖やミルクはコーヒーに拡散します。

砂で像を作っても雨風で崩れて散らばります。

より頑丈な石で像やピラミッドを作っても、

雨風・太陽の熱などで時間はかかりますが、少しずつ朽ちていきます。

鋼鉄の橋・鉄筋コンクリート建造物も、錆びたりひびが入ります。

作って完成した時点が最も完璧で時間を経るにしたがって壊れていきます。

 

これに対して生命体は生まれてから成長していきます。

私たち人間も生まれた時は貧弱な赤ちゃんです。

しかし１０年２０年と時間が過ぎて身体が大きくなり、筋肉もつきます。

運動能力もアップして、アスリートも３０歳前後で活躍するようです。

細菌や病気と接していくことで、病気になりにくい抵抗力がつきます。

知識や思考力、判断力がついて感情への対処もできます。

老人は若者より体力は劣っているでしょうが、

経験豊富で判断力も優れていることがあります。

 

飲食や呼吸を通して物質を取り入れ、身体を作り上げます。

エントロピー増大とは逆です。

身体を作って人生を送るという無意識的な思い、

潜在意識の、

によって作用を行っているのです。

顕在意識で意識していませんが、

私たちの内部ではこのようなことが行われているのです。

 

私たちの身体は、炭素原子・水素原子・酸素原子などから出来上がっています。

原子は、原子核とそれを取り巻く電子から成り立っています。

原子は陽子と中性子から成り立っていますが、

その数によって、炭素か水素か鉄か金かが決まるのです。

つまりあなたの身体も鉄筋コンクリートマンションも

実はあまり大きく違わないのです。

原子核の構成数の違いだけで、陽子・中性子などの組成粒子は同じなのです。

 

それだけでなく、あなたの潜在意識は、地球から

炭素・酸素・水素・鉄・ナトリウム・カルシウム・…

などを吸収して身体を作り上げています。

鉄は鉄骨、車のエンジン、エアコンや冷蔵庫の中核部分。

カルシウムはコンクリートの原料である石灰岩。

炭素はダイヤモンドやプラスチック。

あなたの身体は身の回りのいろいろな物質と兄弟のようなものなのです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

幸せ大人婚カウンセラーの妻・小林朋子のブログです。

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