こんにちは、古神道の研究家ヒデです。
熱海など温泉地は、火(か)と水(み)のパワーにあふれています。
ここの二大パワースポットが伊豆山神社と來宮神社です。
伊豆山神社は関八州総鎮護として、
関東の人をお守りし強運をお与えくださる神。
來宮神社は来福と縁起の神として、
長寿や健康、幸せをもたらしてくれる神。
両神社へのツアーを行います。
また徳川将軍家が入浴していた温泉も紹介します。
この記事の目次
1.海から温泉が出ていたから「熱海」!?
熱海は伊豆半島の付け根にあり静岡県に属し、神奈川県と接しています。
古くから湯治の場として知られていて、もともとの地名は「阿多美」だったそうです。
海から熱い湯が湧き出て「あつうみが崎」とも呼ばれていたことから、
江戸時代に「熱海」となったそうです。
奈良時代に、
海中に熱い湯が出るため漁ができずに困っていた漁民を救うため、
万巻上人というお坊さんがスピリチュアルパワーで、
熱い湯の泉を海中から陸上の(現在の)大湯間歇泉に移して
湯前神社(ご祭神は少彦名命)を作ったとのことです。
地図の下部、熱海市役所と熱海税務署の間に
湯前神社があります。
熱海北部の伊豆山ふもとの伊豆山温泉(走り湯)も、
飛鳥時代に役行者によって発見されたなど、
温泉地帯としての歴史は古いです。
2.関東の権力者がこぞって参拝した伊豆山神社
「伊豆」の地名の由来となった、熱海市の北部にある神社です。
熱海駅からバスで10分ほどです。
文字通り山の上にあるので、階段が長いです。
平家によって伊豆に流されていた源頼朝が、
北条政子と結ばれたため、縁結びの神社として有名です。
二人が腰かけていたと伝わる腰掛岩が残されています。
さらに、
頼朝が源氏再興と父を殺した平家の打倒を祈願して叶い、
鎌倉幕府を開きました。
強運の神社で、強運お守りを頒布しています。
私たち夫婦も毎年強運守をいただいてます。
東国王権を実現した神社で
伊豆山神社(伊豆山権現)は箱根神社(箱根権現)
とともに二所権現に指定され、
二所詣が行われました。
関東に本拠地を置いた戦国時代の後北条氏や徳川氏も
伊豆山神社を篤く崇敬しました。
徳川家康が必勝祈願したとも伝わります。
神社のシンボルは赤白二龍です。
赤は火、白は水を表し、温泉の守護神であります。
父母や夫婦和合の象徴でもあります。
境内からの眺めも素晴らしいです。
鳥居の下に海に向かってさらに階段が続いています。
800段あるそうですが、
海岸近くに神社発祥の「走り湯」があります。
全国的にも珍しい横穴式源泉です。
1300年前に山肌から湯が飛ぶように海へ流れ落ちて、
この名がつきました。
日本三大古湯の一つで、かつては神湯として信仰されていました。
3.來宮神社は神秘的な場所
来福と縁起の神として古くから信仰されています。
熱海の地主神社です。
全国に同じ名前の神社がありますが、総本社です。
來宮というと有名なのが、
本殿裏にある、樹齢2100年の楠のご神木です。
弥生時代から日本を見続けてきた
こんな古木になかなか出会えません!
幹を一回りすると寿命が一年延びると言われており、
この生命力にあずかろうと、長寿・病気平癒・健康祈願の
参拝客が多く訪れます。
願い事のある人は誰にも言わないで一周すると、
願いがまとまるともいわれています。
大楠を眺めるために設けられた
休憩スペース「大楠・五色の杜」は心地の良い場所です。
主祭神が大己貴命(オオナムチのミコト)、
副祭神が日本武尊(ヤマトタケルのミコト)。
社殿の遠景です。
ハート型のタイルがあります。
落ち葉のある時期には、
ハート型が作られています。
JR熱海駅から歩いて行けますが、20分くらい。
熱海から一駅の来宮駅からだと3分くらいです。
17時から23時までライトアップが行われます。
画像は、來宮神社さまのホームページから引用しました。
参拝者も少ないので、幻想的な雰囲気に浸れます。
4.温泉でお清め&パワーアップ
熱海には徳川将軍家御用達の湯があります。
正式名称は「日航亭 大湯」といいます。
徳川家康が湯治に来て気に入り、
三代将軍・家光は現在熱海市役所のあたりに湯治用の「御殿」を建てました。
四代家綱以降はお湯を江戸城まで運ばせるなど(「御汲湯」:おくみゆ)、
歴代将軍に気に入られました。
そのため「出世の湯」とも呼ばれるようになったとか。
熱海自体も、
江戸時代の「温泉番付」で行司役になるなど、
知名度と特権的地位を得ました。
仕事運アップに良いそうです。
成分が塩化物の濃い湯です。
血液循環や筋肉疲労の回復だけでなく、
ケガや皮膚病、関節痛や冷え性、むくみにも効果があるそうです。
木造の昔懐かしい日帰り入浴施設です。
入湯料は1000円で、貸しタオルは50円。
タオルなくても気軽に入れます。
このそばに間歇泉があります。
かつては定期的に蒸気・湯を噴き出して(自噴)おり、
地面が揺れるほどの勢いだったそうです。
しかしだんだんと回数が減り規模も小さくなり、
大正時代の関東大震災の時に増えたものの
また減って最終的に自噴しなくなりました。
いまは人工的に蒸気を噴き出します。
この前でしばらく待っていると噴き出します。
画像左側に間歇泉、
前方右側、鳥居が温泉業者に崇敬される
湯前神社です。
その向かいに日航亭があります。
湯前神社の手水が温泉のようです。
かなり熱いので、注意を!
5.このようなツアーです
①解説内容
●伊豆山神社と來宮神社のガイド
●ご利益と運(開運や強運)の違い
●ご利益を得るにはどうすればいいか
●神道の神様の特徴
●歴史を知ることがご利益に
●温泉について(入浴をおすすめ)
②開催日・スケジュール
令和2(2020)年2月29日(土)午前10時30分
熱海駅付近で集合。
日にちが近くなりましたら、
申込された方にメールでお知らせします。
10:30 熱海駅付近でレクチャー開始
11:30 ランチ
12:30 ランチ終了、タクシーで移動
13:00 伊豆山神社(正式参拝)
14:30 來宮神社(正式参拝)
16:00 徒歩で日航亭へ。温泉に入浴
17:00 日航亭で解散
希望される方はご一緒に來宮神社のライトアップへ。
湯冷めされないよう暖かくしてお越しください。
※ 正式参拝を行うため、スーツかジャケット・パンツ、
あるいはこれに準ずる服装でお願いします。
③参加費
25,000円(銀行振り込み)
この参加費に以下の費用が含まれています。
●伊豆山神社・來宮神社の玉串料
●ランチ代
●日航亭の入浴料
お申し込み後、メールアドレスに口座番号をお送りします。
手数料はご負担願います。
④申込方法
下のフォームに入力・送信ください。
https://ws.formzu.net/fgen/S84361233/
後ほど確認メールをお送りします。
⑤質問などお問い合わせ
ご不明な点は以下のメールアドレスまでご連絡ください。
24時間以内に返信するよう努めます。
hideo.coach@gmail.com
⑥主催者:小林英雄
望月俊孝先生認定のパワースポット・マイスター(一期生)で、
高等神職階位・明階の藤本宏人先生の弟子です。
明階とは、
勅裁の必要な伊勢神宮の大宮司以外ならどこの神社の宮司にもなれる、
神職(神主)の最高の階位。
この上に浄階がありますが、長年神道界に貢献したものに与えられる名誉階位です。
以上はWikipediaより。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。