こんにちは、ヒデです。
龍神さまから大きなご利益をいただけると聞いたことがありませんか。
その龍神さまとつながれる龍神祝詞を紹介します。
龍神さまは、物理的肉体をもたず、川や湖、天などの自然に宿るエネルギー体です。
天候や自然現象、運気などをつかさどります。
日本や日本に住む人々を守り、繁栄に導いてきた存在です。
日本列島自体が龍の形をしており、
人々は龍神さまの子孫だともいわれます。
初代神武天皇は
身長3メートルほどで背中にウロコのある龍神さまだったとする
文献もあります。
『先代旧事本紀大成経』(せんだいくじほんきたいせいきょう)ですが、
江戸時代に発見された書物です。
なお江戸幕府は偽書としましたが、現在でも偽書とする学者もいます。
しかしここで重要なのは偽書か否かではなく、
龍神さまが古くから人々に大きな影響を与えてきたということです。
龍神さまをお祀りしている神社は多々あります。
代表的なものをあげると
氷川神社(埼玉県)
田無神社(東京都)
江島神社、箱根神社(神奈川県)
伊豆山神社(静岡県)
戸隠神社(長野県)
竹生島神社(滋賀県)
真名井神社、籠神社(京都府)
宗像大社(福岡県)
などです。
昔から多くの人々はこれらの神社を篤く信仰してきました。
現代では
経営の神様と呼ばれた松下幸之助さん、
出光興産の出光佐三さん、
長期政権の首相・佐藤栄作さんなど。
龍神さまからの後押しがあると、
物事の流れがスピードアップしたり、
良いご縁と巡り合えたり、
力を発揮できたりします。
龍神さまに祈りを届ける祝詞が、龍神祝詞です。
動画(奏上している音声)とその下に祝詞をあげました。
https://www.youtube.com/watch?v=AJ-efQQMbvY
高天原(たかまがはら)に坐(ま)し坐しまして
天と地に御働きを現(あらわ)し給う龍王は
大宇宙根源の御祖(みおや)の御使いにして一切を産み一切を育て
萬物(よろづのもの)を御支配あらせ給う王神なれば
一二三四五六七八九十(ひふみよいむなやこと)の
十種(とくさ)の御寶(みたから)を己(おの)がすがたと
變(へん)じ給いて自在自由に天界地界人界を治め給う
龍王神なるを尊(とうと)み敬(うやま)いて眞(まこと)の
六根(むね)一筋に御仕(みつか)え申すことの由(よし)を
受引き給いて愚かなる心の数々を戒め給いて
一切衆生の罪穢(けが)れの衣を脱ぎ去らしめ給いて
萬物の病災(やまひ)をも立所(たちどころ)に祓い清め給い
萬世界も御祖のもとに治めせしめ給へと
祈願(こひねが)奉ることの由をきこしめして
六根の内に念じ申す大願を成就なさしめ給へと
恐(かしこ)み恐み白(もお)す
以上が祝詞です。
祝詞の下から2行目に「大願」と言う言葉が出てきます。
これは
「収入をあげてください」「恋人ができますように」など
個人的な「小さい」願いではないということです。
龍神さまは世のため人のため、多くの人々が幸せになるような
「大きな」仕事をしたいと思っているようなのです。
ですから
「仕事を熱心にすることで幸せなお客様を増やしたいので、応援ください」
(結果として収入が上がる)
「○○で世のお役に立ちたいので、それに理解があり協力してくれる、
パートナーをお願いします」
などと言う願いが良いでしょう。
祝詞をただ唱えればよい、と言うわけではありません。
龍神さまはいないんじゃないかと疑って唱えてもダメです。
いると信じて唱えましょう。
またぜひ実現したい、と本気で心を込めて唱えます。
緊張し肩に力が入りすぎるほどでなくて構いません。
神道は喜ぶこと・楽しむことを大事にするので、
うれしい・楽しい思いで参拝しましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。