『孫子』危うければ逃げること

こんにちは、古神道と東洋思想、兵学の研究家ヒデです。

当たり前のことですが、かなわない相手からはさっさと逃げることです。



「少なければすなわちこれを逃れ、しかざればすなわちこれを避く。

故に小敵の堅は大敵の擒なり」(第三 謀攻編)

味方が少なければ退却し、力が及ばなければ隠れる。

だから小勢なのに強気ばかりでいるのは、大勢のとりこになるだけである。

かなわないと見たらすぐ逃げることです。

とにかく逃げて、

最終的な勝利のために兵力・資金力・人材力・労力・時間などの力を温存するのです。

一か八かで小勢で戦っては、小さな勢力をさらに弱めることになりかねません。

たとえ勝ったとしても、戦う前よりもさらに小勢力になってしまっては、

最善とは言えません。

いったん退くことが有利で最終的な勝利につながります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。



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