こんにちは、古神道研究家のヒデです。
人生を楽しく生きるのが神道の考えだと思っていますが、
なかなかできないこともあります。
理屈と実際は違うものです。
そこで事例と対策・考え方を書きます。
この記事の目次
1.こんな執着はありませんか?
こだわり・執着が強いと、生きていること・行動が辛くなります。
たとえばあまりにも東大合格に執着していると、
京都大・東北大・早慶に合格でも
「人生終わった」となります。
受験勉強や模擬テストもプレッシャーだらけで、
楽しいはずの高校時代に良い思い出が無くなります。
またオリンピックで「金メダル取らないと」と言ってたら、
筋肉ガチガチになって身体が思うように動かないです。
楽しめたら失敗の可能性が低くなります。
「セミナー会場を満席にする」というこだわりがあると、
1つでも席が空いていたらがっかりします。
会場が50人定員で49人はあなたのセミナーを楽しみにしてきているのに、
その1つの空席のために落胆の気持ちで講師をすることになります。
結果にこだわると心がすさんできます。
セミナーでなくてお茶会・飲み会への申込を
例に考えてもいいでしょう。
2.こう考え方を変えたらどうでしょう?
「参加者が1人でもやる」と腹をくくって募集を始めれば、動じなくなります。
参加者ゼロという想定外のリスクも考慮しておくことで、気持ちが楽になります。
「1人来てくれて、本当に良かったなあ~」とホッとできます。
ガツガツ頑張らなくても、普通に成功するという感覚を持つことで、楽になります。
その感覚を持つとは、強いこだわりを持たず、楽しんでおこなうということです。
「頑張らないといけない」は、
このままじゃいけないという自分の否定になります。
未来を確信していないと、今がしんどくなります。
頭の中で考えてばかりだと、
マイナスのこと・ネガティブなことばかり考えがちになります。
経験はありませんか?
「これもあれも、やらなきゃダメだ~」
「このままでいいんだろうか?」
「他の人に何て思われるだろう?何て言われるだろう?」
「実績も経験も資格もないのに、うまくいく訳が無い」
「やっぱり有名でないとお客さん来ないよな~」
など。
この根っこには不安・恐怖等の感情があります。
考えてばかりだと、いろんなマイナス要素ばかり出て来て、
それにグルグル引きづり回されているような感じになり、先に進まないのです。
だから「考えてないで、さっさとやれ!」「まずは行動!」と言われるのです。
とにかく動くことでプラス発想に変わります。
先ずは行動!も大事ですが、
頭の中はネガティブなままです。
これを放置しておくと不安が募るばかりで、精神衛生上良くありません。
そこでポジティブな意味づけをする習慣を身につけるのです。
ネガティブに気づいたら修正する、書き換える習慣を身につけるのです。
3.とらえ方・見方を変えてみませんか
有名なたとえ話ですが、コップに水が半分入っています。
のどが渇いている人がいるとして
「コップに水が半分しか入っていない」というのがネガティブな意味づけです。
なんか少なくて残念な気持ちになりますよね。
これを
「コップに水が半分も入っている」というのがポジティブな意味づけです。
ありがたい気持ちになってきませんか?
「コップに水が半分」という事実は変わらないのですが、
意味づけを変えることで、心・気持ち・感情が上向きへと変わるのです。
こんな方がいらっしゃいました。
最近娘が話をしなくなった~リビングでテレビを見て笑っているけど。
よくよく話を聞いてみると姉妹がいるとのことで、
その姉?妹?がその娘さんのことについてよく話をするそうです。
「○○は学校でこんなことがあったのよ」
「△が好きみたい」
などいろいろ話してくれるので、
その娘さんはあまり話す必要がなくなったようなのです。
リビングでくつろいでいることからも、
親を避けているわけではないようです。
話をしてこないことを問題視すると、視野が狭くなります。
姉妹が話してくる&リビングでくつろいでいる、
を忘れがち・過小評価してしまいがちです。
しかしそちらをよく見ると、
話ししてこないのは問題ないことがわかります。
またあるOLさんは仕事が増えてくるとパニックになり、
このままではクビになるのでは?とおびえていました。
どうしたらパニックを抑えられるのでしょう?とのことでした。
職場の人たちのことを思い出してもらったら、
上司も同僚たちも気を使ってくれて、
仕事の量を調整してくれたり・手伝ってくれたりしているそうです。
「なんてありがたい人たち・職場!」
「自分のことで頭がいっぱいで気づいてなかった」
と見方が変わり、パニックも収まったそうです。
4.感情が行動を支配
そして行動を止めるのは感情です。
ダイエットが途中で挫折するのは、
「あのケーキ美味しそう!」
「日頃頑張ってるんだから、ちょっとぐらいいいいよ」
「面倒くさい!」
「おなか減ってるのに、何で我慢しなきゃならないの!」
という感情に理性が押し切られるからです。
このとき多くの人は理性を強化しようとします。
しかし「感情には感情で対抗する」で、別の感情を持って来てはどうでしょう?
「ダイエット成功したら、みんながほめてくれる」
「ダイエット途中で辞めたら、みんなにバカにされて傷つく」
こんな感情があれば、ダイエットと言う行動を続けることが出来るのです。
目標・計画を立ててもやれないのは、マインド・感情を考慮に入れてなかったからなのです。
とはいうものの、すぐには変わらないから、日頃の習慣を変えることから始めるのです。
ジム・ローン「大きな船の方向を変えるのは大変だ。舵を切るのはすぐ。」
起業家も「集客は大変だ」と思っていたらいつまで経ってもお客さんはできないです。
「喜んでくれる人を探し出すことだ」と思考回路を変えると行動できるようになります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。