良い流れを作る

1.行動力をつける

どんなことにも最初のステップがあります。

結婚している人も相手と出会った最初の瞬間が。

子供がいれば生まれてきた瞬間。

学校入学や会社入社でも、最初の一日目があります。

最初の一歩にすべての種があり、結果があるのです。

行動し始めた最初はすごい疲れるし、馬力が必要です。

「こんなに大変で続かないんじゃないか」と心配になっても

2日目以降はそうでもなくなる~。

会社勤務を例にとると、1日目ほど大変ではないでしょう。

3日目、4日目とだんだん楽になりませんか?

「今日は昨日の続き、明日は今日の続き」と。

そして「1週間無事に終わった」となれば、次の週も同じことの繰り返しに。

1か月もたつと定着し、板につきます。

3か月も続けば、そのまま継続していきます。

このように目標実現は、最初の一歩に隠されているのです。

そのため、

「あれこれ考えるのをやめてまずは小さな一歩を踏み出そう」というのです。

いったん動き出してしまえば大した馬力はいらなくなる~逆に止まる方が大変。

流れに乗ってしまうのが楽。

自転車もこぎだすのが大変で、動き始めたらそうでもないでしょう。

行動力をつけるには、この第一歩が大変、ハードルが高いのです。

しかし思い描いても何もやらない人がいます。

「思考は現実化する」という言葉で、
思い描いてさえいれば、実現すると思っているのでしょう。

そんなことはない!

私たちは現実世界・物質世界に生きているので、行動も必要。

思考と行動は車の両輪で、一方だけでは進んでいかないのです。

2.潜在意識の現状維持機能

この話は避けて通れません。

人間には表側の顕在意識(普段考えていること)と

裏側の潜在意識(無意識的にやってしまうこと)があります。

潜在意識の方がはるかに強力で、物事の9割は潜在意識が決めているといわれます。

そのため潜在意識を知ること・コントロールすることはとても重要なのです。

その潜在意識には、現状の自分を維持しようとする機能があります。

たとえば太った状態が現状なら太った自分を維持しようとしてくれます。

「このままでいいじゃん」

「やせるのって面倒くさいじゃん」

とやせないようにしてくれます。

ダイエットしようとしても

わざと自分の中から非難すること・反発・ばかばかしく思えること

を探し出して続けてきたことをストップさせるのです。

「太ってたっていいじゃない、これが私らしいの」

「太っている人が好みの男性もいる」

「やせたら、太っている友達と疎遠になるかも」

「食べたいものを我慢してやりたくもない運動して、バカバカしい」

などの言い訳が出てきて、ダイエットを辞めようとします。

よくあるマリッジブルーも

「このまま結婚したら生活がガラッと変わってしまう」

という怖れ・不安から潜在意識がストップさせようと働きます。

●恋人の癖、おおまかさ・細かさ

●結婚式を開く/開かない、日程や内容

●手料理の味

●お金~生活費配分、金銭感覚

これらが不安要因になって結婚は単に。

しかしそれが本当の理由でしょうか?

確かにこれらを結婚前に把握することは大事。

しかし話し合って歩み寄ればいいのに、

嫌なことを言ったりケンカしたりで、せっかくのチャンスをつぶしてしまいがち。

これらが原状に戻そうという働きです。

このような不安や不満、言い訳などを乗り切ると、

望んでいた「やせた自分」「結婚生活」にたどり着きます。

それが現状になると今度はそちらを維持しようと、潜在意識は動いてくれます。

だから、不安や言い訳が出てきたら

「いよいよここを乗り切ると新しいステージに乗れるぞ」

と意識を変えてください。

潜在意識は階段のようなものです。

3.ふりをしろ(フェイク)

できるだけリアルに演じる、信じ込み、なりたい自分をそれが実現するまで演じ続けます。

というのは、

何か目標があるとして、最初から物事がうまく回っていくわけがないのです。

うまくいくんだったら、例えばみんな好きなことをやっています。

実績がないから自信が持てない?でも自信がなければ実績もできないでしょう。

最初から自信がある人はいないし、最初から実績もない。

自信も実績のない人に誰も頼まない。

どうしますか?

だから

「うまくいってる」とフェイクするのです。

「うまくいかないんだ」という弱い気持ちだとうまくいかない。

ということは最初は誰だって必ずフェイクして成功を目指すもの。

本田宗一郎だって町工場の頃からミカン箱の上で「世界のホンダ」をフェイクしていた!

周りも「この人についていこう」となるし、自分も「もっと頑張ろう」となります。

堂々とやってる人に仕事を頼もうとなるもの。

たとえば経験のない俳優だったとして、

まわりは大俳優ばかり、しかし堂々と演じる、初めてだろうが関係ないのです。

観る人にとっては初めてだろうと関係ないし、良い演技を見れればいいんだから。

お客さんは初めてだろうが関係ない、だからしっかり仕事するのです。

「はじめてなので、この程度で…」ではない。

だから最初は絶対フェイクするしかないのです。

誰もあなたの気持ちを盛り上げてくれない、ほめてくれない、喜ばしてくれない。

かまってられないのです。

だから自分でモチベーション上げる、自信つける、フェイクするのです。

4.モチベーションを加速する

コツコツとした努力がつまらないと思うことはありませんか?

それは顕在意識の側からしか考えていないからです。

顕在意識の世界では今日は1、明日の1やるから合わせて2、明後日は1プラスして3。

これじゃあ少しづつしか進めないなあ~と思ってしまうのです。

しかし潜在意識の世界では、自信や判断が倍々で増えて積み上がっていきます。

今日は1で明日は2、明後日は4、3日後は8、4日後は16、…と。

活躍しているスポーツ選手は淡々と練習、売れる営業マンは淡々とお客さんと会います。

売れる作家は段ボール箱で企画書。

一流か一流でないかは、とことん・コツコツやり続ける人か否か。

最初は刺激があるから必死にやる、しかし力が抜けてきて、

つぎは面倒くさくてしょうがなくなる。

同じことを繰り返してコツコツできるか。

わかってくれない生徒に淡々と教え続けることができるか。

顕在意識の考えしかしていないから、つまらなくなってくるのです。

ある程度先が見えてしまうから、努力がつまらなく思えてくる、あきてしまう。

プラス面だけではなく、マイナス面、例えばなまけ癖も複利で成長します。

ちょっとした事のつもりが大変なマイナスになっている。

「暇になったらやろう」「お金があったらやろう」恨みを繰り返していたら…

やる気が出てこなくなります。

見えないところで増えていくから怖い、先延ばししないことです。

ちょっとでもできることを繰り返していくことで成長していきます。

5.その小さな一歩を愛すること

もし目標を義務に思っていれば、うまくいかないし潜在意識は動かないでしょう。

顕在意識では、実現させようとこちらから目標に近づいていきます。

潜在意識の世界では目標の方が近づいてきます。

だからもし目標を義務に思っていたり恨みに思っていたら目標は近づいてきません。

斎藤一人さんもお金が欲しいなら、「お金を愛すること」と言ってます。

だから結果ではなく、行動そのものに喜びを感じられるようになることが大事になります。

実現していなくても愛を注げるか「実現したらいいなあ」ではダメです。

目標を愛していないからです。

商品を愛していない・客を愛していない店員から物を買いたいと思いますか?

やはり商品やお客を愛している店員から買うじゃないですか。

達成したことを書きだして、結果ではなくやれたことをほめて、自分に感謝することです。

できることだけやればいいし、できないことはしょうがない。

何か事業を起こそうとしてお金が足りなかったとしても、

「あるお金でやればいい」のです。

あるところを見ればいい、無いところばかり見て「できない」としないこと。

「これしかないのか」と憎んでいるお金が、あなたのもとに引き寄せられてくる?

持っている資金でやればいいのです。

もし10万円で出来ない・100万円でできるなら、あなたの能力ではないでしょう。

6.自信をつける

大企業に入れば生き残っていけるという時代ではない

~結局は自分だよな、人に頼っていてはいけないのです。

医療は援助だけであって、自分の治癒力が頼り。

勉強しても、やるのは自分。

だから大切なのは何をするかではなく、どういう人であるか、です。

潜在意識の世界ではあなたが目標を実現するのではなく、目標があなたに向かってくる~

人を引き付ける力・幸福を引き付ける力、あなた自身がカリスマ

7.自由であること

家庭があるからやりたいことがやれない…

そんなこと言われたら子供も「自分たちがいたから…」と罪悪感を感じてしまいます。

夢を実現することより、家族の方が優先度が高いのだったら、そっちを目標に掲げるべき。

あえて自分は夢より家庭を選んでいるんだという考えが自由。

させられているというのは、不自由~愛がない・恨みの目標は応えてくれないのです。

そんな人に他人はついてこないし力を貸そうとしません。

会社員やってても、夢を実現するために、会社つとめしてお金をためていこう、と選ぶ。

義務でやっている・しょうがなくやっている、では

「あなたは奴隷」「不自由」という暗示になっています。

「先のことのためにこれをやっている」と考えを変えるのです。

ネガティブなことばかり・満たされないことばかり言っている、

満たされていること・できることに目を向けるように向けていくのです。

自由であるという気持ちでないと、不自由なものばっかり来てしまいます。

8.真剣であっても深刻にならない

眉間にしわで仕事が進まない人、力が抜けてササっと仕事できる人

何が違うのでしょう?

「できるはずだから」真剣になる、勝てるかもしれないからピリッとした緊張感になる。

勝てないのなら目標実現しえないなら、真剣にならない、緊張感も出てこない。

ダメかもしれない、「できないはずだから」深刻になってしまいます。

深刻になった時点で「うまくいかない」暗示になり、うまくいくはずのものもダメに。

深刻になることそのものが「失敗するに違いない」「ダメかもしれない」という

マイナスの暗示になるのです。

9.全体の底上げ

心をこめないと相手に届かないです。

その時だけ頑張ろうと思っても、接客しているときにだけ心は届かないのです。

同じように、ビジネスだけでなく健康も人間関係も底上げする必要があります。

自分がうまくいっても家族が落ち込んでいたら心から喜べないでしょう。

全体が上がらないと本物ではない。周りもハッピーにする。人も気持ちよくさせよう。

「仕事がすべて」でもいけないし、「お金に関心がない」というのもいけない。

仕事も人間関係も健康も家庭、精神的な豊かさを育てることも、

人生のあらゆる側面を等しく向上させることが必要。

「時間がない」というなかれ。時間の長さではない。

どんなに短い時間しかさけなかったとしても、真剣に心を集中させればそれでいい。

10.チャンスをつかむ

「チャンスさえ与えてもらえれば、力を見せつけてやる」ではなく、

「力を見せつけるからこそ、チャンスがある」と考える。

小説家になりたいと言いながら、一度も小説を書いたことのない人がいます。

あなたは自分の才能を良く知っている。しかし他人にはわからない。

「これから書く」と言ってもわからない。

だから先にサンプルでもいいから見せられるものを用意しておきます。

チャンスは一瞬。「後で連絡します」ではタイミングを逃してしまうでしょう。

11.チャンスを待つ忍耐

「これがうまくいかないから、あっちをやろう」と

どんどん変えていたら、チャンスが来ようとしているのにあなたに到達できないのです。

チャンスの都合もあるし、タイミングがあります。

待っていたから、もっといいチャンスが来ることもあります。

「人間にできることは準備していることだけである」シュタイナー

「明日セミナーで話ししてもいいですよ」「いや、1か月くらい待ってください」

…いつチャンスが来るかわからない。

人生にリハーサルはない、チャンスは突然来ることが多いのです。

「思考は現実化する」との言葉ありますが、

考えたことが実現するまで時間がかかります。

必ず形になるが、時間がかかることも。

潜在意識が夢を実現してくれる直前であきらめてしまう人がおおいです。

あなたが頭で期待するタイミングは必ずしもベストとは限らないし、

潜在意識はあなたにとって最も望ましいタイミングで形をもたらしてくれます。

それを信じて待つことのできる忍耐が必要。

その信念があれば、コツコツとした努力を積み上げることができます。

12.心の声を振り分ける

ネガティブなものには、

そのもの自体に自分を救い出してくれるものを排除する機能が組み込まれています。

たとえば、

貧乏な人はお金やお金持ちが嫌いで、お金を悪く言う。

苦しいんだけど、助けてくれる人を目の敵にする。

自分をダメにする人を信じてしまう仕組みがある。「なんであんな人を信じたんだ」

コンピューターウイルスには、ウイルスを排除する機能を排除する機能が備わっている。

自分を良い方向に導いてくれる人やモノや努力を自ら

「ばかばかしい」と退けてしまうことが少なくないのです。

あなたの心に浮かぶ「考え」のすべてを

「私の考えだ」と考えてしまうことに誤りがあります。

「たくさんの自分」の考えが混とんと混ざっていると考えたほうがよいでしょう。

浮かんでくる「考え」にはプラスとマイナスの二つの源泉があるようです。

一方では目標実現させようとする声、もう一方は現状に引きずり落そうとする声。

すべてに表裏がある。コップに水が半分もある・半分しかない。

努力しようとすれば破壊しようとする力も出てきます。

努力が大きいと破壊する力も強くなります。

自分を幸せにする考えと不幸にする考え両方がある。

工場で製品つくって不良品あればはずせばいい、大騒ぎする必要はない。それだけ。

「これはネガティブな声なんだ」と振り分けるだけでいいのです。

足を引っ張る人も振り分ければいい。

13.運命は出会いまで

夢や目標がある、好きなものがあるということは、あなたが自力で得たのではない。

ふとたまたま手に取った本、本の方から近づいてきた。

運命によって与えられた出会い。

好きな人を見つけようと出かけても、なかなか出会えるものではないでしょう。

世の中のほとんどの人たちは、夢や目標など持っていないのです、出会えていない~

「そこそこ暮らしていけるからいいんじゃない」

「おいしいもの食べて映画見てでいい」

「暇つぶし」が大多数。

目標を持って頑張っている人をみて「なんでそこまでがんばってるの?」と。

好きなことを見つけようとして見つけられるわけではない。

好きになろうとして好きになれるわけではない。

好きなもの・好きな人と出会えたことに感謝、そこからどうする?

あなたが人生の道を選ぶのです。

達成した結果はどうでもいい、出会えたことが素晴らしい。

運命は出会いまでは導いてくれるが、そこから先はあなたにゆだねられています。

14.成功の習慣を身につける

今のあなたはこれまでの習慣の結果。

ステップアップするためには、今までと同じ習慣で生活していてはダメです。

新しい習慣を築くことです。

「習慣」には4つのレベルがある。

1.理屈(頭)~1日~セミナーや本ですぐ理解できる、しかしすぐ忘れる

2.感情~   1週間~1日だけで変えようと頑張っても難しいが1週間なら

3.性格~   1か月やらないと変えられない、腑に落とす

4.身体~   1年~年単位でゆっくり進む、ダイエットは1年単位で

自分のものにしたい内容は繰り返し、読む・聞く。

繰り返さないと知識で終わってしまいます。

「どんなものでも最低50回読め・聞け」といいます。

「話は分かるんですけどね~んかなか…」と言う人がいますが、

1回聞いただけで腑に落ちるわけがないのです。

15.時間も空間もブロックで捉える

その試合だけで見れば負けているが、全体のブロックで見れば勝っていることがあります。

前半で負けていることが後半までブロックを広げれば意味が変わります。

昔の初恋で振られたことで今の恋人が優しく感じられるでしょう。

面白くない感情があれば、ブロックを広げます。

時間をとらえるブロックを広げることで、ネガティブな感情を消すことができます。

過去を決定するのは今。今どうするかが未来を決めるのです。

何度も失敗しているからこそ今成功につながります。

今までどうだったかではなく、今どうするかが過去を決めます。

「大成功したのは、過去のあれがあったから」

人生良かったかどうかは、

どれだけ人生残っているかではなく、死ぬ瞬間に決まります。

どうとらえるかで今までの人生が決まる。

だからいま悩んでいるとしたらブロックが小さいのです。

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