こんにちは、古神道研究家ヒデです。
前に龍体文字を紹介しました。
コミュニケーションとしてだけでなく、
呪文(健康・繁盛・人間関係など願望実現)としても使われていたようです。
今回はそれ以外の文字を紹介します。
この記事の目次
1.ホツマ文字
ホツマ文字は、
『ホツマツタエ(秀真伝)』という古文書に書かれている文字です。
現在日本最古の書物が『古事記』『日本書紀』と言われています。
成立したのが西暦712年・720年なので、1300年前ですね。
『ホツマツタエ』はそれよりも古い書物で、3300年前とされます。
『古事記』などの原典だと言われています。
このような文字です。
これを見ると文字自体に規則性がないように思えます。
しかし次の「あわ歌」を見ると、一定の規則性で文字ができていることがわかります。
こちらがあわ歌です。
母音に「あ」があれば〇、「お」なら□など、規則性があります。
父音k行は縦線1本、h行は縦線2本など、こちらもです。
子音「か」は〇に縦線1本などと、文字が作られます。
次のように五七調に詠みます。
~~~~~
あかはなま
いきひにみうく
ふぬむえけ
へねめおこほの
もとろそよ
をてれせゑつる
すゆんちり
しゐたらさやわ
~~~~~
2.カタカムナ文字
カタカムナ文字とは、
実在不明の神社「カタカムナ神社」でご神体とされた文字です。
1949年に楢崎皐月(ならさきこうげつ)が兵庫県の六甲山中で電位測定をしていたときに、
猟師姿の平十字(ひらとうじ)という人物からご神体の巻物を書写することを許可され、
それがカタカムナ文字です。
原本やそのほかの写本が不明ですが、推定5500年前の文字と言われています。
下のように、円と直線からなる、幾何学的な文字です。
3.ホメミ文字
こちらは不明なことも多い文字のようです。
人により「ホメミが最もパワーが強い」「ホツマが強い」など、
諸説あります。
4.霊界クサ文字
霊界クサ文字は、
明治時代に宮地水位先生という方が、
何度も霊界に訪問し見聞きした文字を書き残してくれた文字です。
「ひふみ祝詞」として残されていますが、この祝詞には「ん」がないため、
「ん」の字が不明です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。